こんにちは、子供英会話講師のハスミです!
恥ずかしがり屋で親の後ろに隠れてしまう子や、なかなかお喋りしてくれない子っていますよね。
実は、子供英会話講師として今では子供の前でピエロになっている私も、子供の頃は超がつくほどのシャイでした。
しかしその後恥ずかしがり屋を克服し、積極的に英語を話す度胸を身に付けました。
恥ずかしがり屋を克服した要素は色々ありますが、そのきっかけの1つは私の親が取った行動でした。
今回は、恥ずかしがり屋を克服するために親ができるたった1つのことを、私の経験を交えながらご紹介したいと思います。
◆子供の恥ずかしがり屋を克服したい
◆子供に積極的に英語を話せるようになって欲しい
この記事を書いている人
◆大手英会話スクール子供英会話講師
◆小学校英語指導者+(プラス)資格有
◆5歳息子と3歳娘の年子兄妹ママ
なぜ英会話が恥ずかしい?
と、やきもきする親御さんは多いのではないでしょうか。
恥ずかしがる理由として考えられるのは…
- 英語を話し慣れていないから
- 英語に自信がないから
- 間違えるのが怖いから
- そういう性格だから
などが挙げられます。
しかし、英語を話し慣れることや英語力にある程度の自信をつけることは、人との英会話をたくさん経験してこそ身に付くものですよね。
でも恥ずかしいからまずそもそも英会話をしようとしない、つまり経験が積めない…どうしたら良いの?
ということですね。
誤解のないように言っておきますが、恥ずかしがり屋であることは決して悪いことではありません。
シャイな性格も子供の1つの個性です。
ただ、英会話力向上の面においては、恥ずかしがっている子より積極的にどんどん人と会話しようとする子の方がやはり上達は早いです。
では、どうしたら子供が積極的に英語を話そうとする子になってくれると思いますか?
親が恥ずかしがり屋な子供のためにしてあげられるたった1つのことをお伝えします。
親の背中を子供に見せる
私の保育園時代は、皆の前で簡単なポーズをとることすら断固拒否、小学校低学年の時は自己紹介時に恥ずかしくて1人号泣・・・
そんな私が中学1年生だった頃、父親の知り合いが外国人を多く集めた国際交流会のようなものを開き、私と父の2人でそれに参加したことがあったんです。
会場に着くと、そこには同級生の女の子も1人いて、私はその子とお喋りしたりお菓子を食べたりしていました。
そこへ、私たちの両脇に優しそうな男性外国人が2人座って話しかけてきてくれたんです。
友達は全然ペラペラというわけではないのですが、英語が好きな子で拙いながらも積極的に英語で会話しようと頑張っていました。
一方の私は、友達の話をうんうん聞くだけで、隣の外国人の方は恥ずかしくて一切見てもないし話もできてない状態・・・。
外国人の方は私と話したそうな様子だったのですが、私が一切目も合わさず・・・
今思うと、せっかく田舎でも英会話ができる貴重な機会だったのに、相当もったいないことしてたな、と思います。
しかしその時!
ふとななめ前を見ると、一緒に来ていたザ・昭和の頑固親父の父親(笑)が
「あー…あい、I am…from…えー…」
と頑張って英語で会話しようとしているではありませんか!
もう超びっくり・・・!!
これは私にとって衝撃的でした。
「そんなレベルの英語で良いの?」と思ったのと同時に
「父親ができて私ができないなんて絶対嫌」とも思いました(笑)
だからと言って、急に積極的に話せるようになったわけではないですが・・・。
それでも、そんな父親の姿に私自身が触発されたのか、隣の外国人の方に
「あ…I’m Hasumi…」と一言伝えることができました!
これは当時の私にとって大大大進歩で「伝わった!」と、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
ちなみに、この交流会の間、父親に「お前も頑張って英語で話してみろ」なんてことは一言も言われていません。
つまり、この経験から何が言いたいかというと、子供にやって欲しいことはまずは親がやってみせる!ということです。
そして、子供の前でどんどん間違えてください。
私が中学生の時に感じたように、たとえ拙く間違いだらけの英語でも、一生懸命頑張って英会話しようとしている親の姿を見て、
- 間違えても良いんだ
- 自分だってできるかもしれない
そう思ってくれるかもしれません。
子供は常に親を見ています。
また、経験上言えるのは、子供は親の言葉を聞いて学ぶのではなく、親の行動を見て学びます。
つまり、「親の背中を見て子は育つ」のです。
まとめ:子供は親の行動を真似する
子供に頑張って欲しいことがあれば、あれこれ言うのではなく、まずは親自身がそれを子供の前でやってみせてあげましょう!
すぐに子供に効果が表れるわけではないでしょうが、頑張っている親の姿を見て何も感じない子供はいません。
英会話して欲しいなら、積極的に英会話する姿を子供に見せ、子供自身のアウトプットに繋げていきましょう。
頑張りましょうね!