こんにちは、現役子供英会話講師で2児の母のハスミ(@hasumi.english)です。
私が子供英会話講師であることを知っている友人からたまに言われるのが、
それに対しての私の返事は、
子供を相手にするってやはり体力や忍耐力が要りますし、しかも英語力をつけてあげないといけないのですから色々大変なのは間違いないです。
でも!!
大変なこと以上に「子供英会話講師になって本当に良かった」と思えることの方が、私には遥かに多いんです。
今回は、私が子供英会話講師になって良かったと思うことを8つご紹介します!
この記事を書いている人
◆大手英会話スクール子供英会話講師
◆小学校英語指導者+(プラス)資格有
◆5歳息子と3歳娘の年子兄妹ママ
子供英会話講師になって良かったと思う8つのこと
私が心から「子供英会話講師になって良かった!」と思うことを8つご紹介します。
①生徒との会話がとにかく楽しい・面白い
子供英会話講師になって1番良かったと思うことは、生徒たちとのコミュニケーションがとにかく楽しい!ということです。
私が褒めたら心の底から嬉しそうに笑顔を見せてくれますし、いきなり突拍子もないことを言って笑わせてくれたりします。
小学2年生の女の子4人組クラスを担当したことがありますが、レッスン前に1人の子が私に一言。
・・・と生徒にアドバイスをもらったことがあります(笑)
「私の先週の服装よく覚えてるな~」と思うと同時に、大人っぽいことを言ってきたことが可愛かったですし、正直めっちゃ面白かったです!
講師と生徒ですが、会話しているとまるで友達同士のような時があり、毎日刺激があって本当に飽きないです。
②生徒の成長を近くで見守ることができる
子供英会話講師をしていると、生徒の様々な成長の瞬間に立ち会えることがあります。
たとえば、現在私の生徒に1歳ちょうどのベビーちゃんがいるのですが、この間のレッスン中に、なんと初めて歩き始めたんですよーーー!!!
その瞬間は、お母さまと顔を見合わせて「Yaaaaaay!!」と大人2人で大騒ぎしました(笑)
他にも、ものすごく恥ずかしがり屋な3歳女の子がいるのですが、レッスン中リピートを全くせずずっと下を向いている状態で、お母さまとアレコレ試行錯誤していました。
1ヵ月ほど経過した頃、私(講師)やレッスンの雰囲気に慣れてきたのか「きゃっ…つ(cat)」「たにー(sunny)」と可愛い声でリピートし始めたのです!!
その子のお母さまは落ち着いた方なのですが、その瞬間だけは目を見開いて「上手じゃん!」と満面の笑みで褒めていました。
このように、生徒たちがどんどん成長していく様を近くで見守ることのできる、感動の多い仕事です。
また、喜ぶパパママの姿を見るのも、言葉にし難い、心にグッとくるものがあります。
③生徒の教育に関わる責任を感じられる
子供の教育って親として本当に大事なことですよね。
私自身が母親になってから思うのは、子供にはより良い教育を受けさせてやりたい、ということ。
子供にとってマイナスになるような人・ものとはできるだけ関わらせたくない、と思いますよね。
ましてや、お金を払って受けさせる教育なら子供にとってより良いもの、意味のあるものでなければ許されない、とさえ思います。
だから、私の言葉や立ち居振る舞いが生徒に良くも悪くも影響を与える、ということはいつも念頭に置いて行動に移すようにしています。
大切なお子さんの教育の一部を任させるというプレッシャーは確かにとても大きいです。
特に初めて英語に触れる、という生徒さんの場合、自分がその子にとって初めての英語の先生になります。
その子が将来、英語を好きになってその道を歩むのか、嫌いになって苦手教科にしてしまうのか、私の接し方や教え方によって決まってしまう可能性もあります。
「子供に英語を教える仕事」と言っても、単純なことではなく、大きな責任が伴う仕事です。
悩むこともありますが、それと同時に自分が生徒に影響を与えられる存在である、ということにやりがいも感じられます。
だから「先生が好き」「来年も先生のレッスンを受けたい」と言ってもらえた時は、本当にめちゃくちゃ嬉しいです!
④生徒に慕われ信頼関係ができる
生徒たちに「先生~!」「先生、聞いて~!」と来てもらえるとやっぱりすーごく嬉しいです!
レッスン前に生徒4人に同時に話しかけられる、なんてこともよくあり、レッスンの準備をしながら全員にリアクションしてあげる素早さ?器用さ?が身に付いたと思います(笑)
良くも悪くも子供の反応は素直で、こちらが愛情を持って接すれば、生徒たちも同じように私に応えてくれます。
忙しいからと上辺だけのようなやり取りになれば、「レッスンに行きたくない」「英語を頑張ろうと思えない」など、何かしらの悪い形で自分に返ってきます。
相性もありますが、自分が「良い子だな」「英語力伸ばしてあげたいな」と心から思って接すると、生徒たちも自分を慕ってくれるようになり信頼に繋がっていく。
⑤感謝され、やりがいを感じられる
生徒の英語力の伸びを感じた時、英検などの資格試験に合格した時など、生徒や保護者の方から
「ありがとう」
というお言葉をいただくことがあります。
これを聞くと「頑張って良かった」と心の底から嬉しく感じます。
もちろん、喜ばしい結果に繋がったのは他の誰でもない生徒自身の頑張りの成果です。
しかし「どうしたらこの子がもっとやる気になるか」「家庭学習はどう実践してもらおうか」など講師としてたくさん悩んだり試行錯誤した過程があり、その結果感謝してもらえる。
そういう時に、子供英会話講師という仕事にこの上ないやりがいを感じます。
生徒の英語力の上達を保護者の方に感謝されそして一緒に喜ぶ。
子供英会話講師は、このように非常に貴重な経験ができる職業だと思います。
⑥工作が得意になった
実は私は元々工作が大の苦手で、小学校の時の嫌いな教科No.1はダントツで図工でした(笑)
自分が作りたいと思っているものを具体的にイメージすることができないですし、どの素材をどう切ってどう貼れば良いのかがわからないという、残念な子でした・・・(笑)
しかし子供英会話講師というのは、英語をただ口頭で教えるだけでなく、わかりやすく・楽しく教えるために「教具」を自分で作らなければならないんですね。
たとえば、私が子供英会話講師になって初めて作った教具はWeather Windowです。
天気を楽しく学べるよう、クリアファイルと画用紙で「窓」を作りました。
生徒に窓をノックさせて、窓を左右に開くと中から天気(sunやrain)が出てくるという教具です。
ベテラン講師が作ったらおそらく15分くらいで作れるものを、当時の私は家でも作業し結局3時間かかりました。
就職したての頃はまさか工作スキルが要るとは思っておらず、結構苦労しました・・・
が!やはり続けていると人間慣れるもので、あんなに苦手だった工作も1年経てば苦手と感じることもなくなり、サクサク教具作りができるようになりました。
現在5歳の息子がいますが、誰に似たのか工作大好き男子に育っています(笑)
今までたくさんの教具を作ってきたからこそ、息子の工作遊びに付き合ってあげたり、お手本を見せたり一緒に遊ぶことができていると思っています。
⑦遊び方のアイデアが豊富になった
工作と同じく、私はアイデア力とかひらめき力が皆無なのですが、初めの頃、先輩講師にこう言われたことがあります↓
今だったら、ボールで紙コップを倒すボーリングだとか、紙カップを積み重ねていくカップタワーなどすぐ思いついて色々アレンジもできるのですが、当時の私の結果は・・・
本気で何にも思い浮かばず、別の先輩講師に教えてもらってそれがバレて怒られるという(笑)
ひらめく人にはひらめくけど、ひらめかない人は一生ひらめかないよ!!って心の中で抗議しましたね。
私は完全に後者だったので、そこからは自分で考えるより他の講師がやってることを真似し続けました。
すると、「このゲームはルールをこう変えた方が楽しいんじゃないか」「このゲームとこのゲームをドッキングしたら面白そう」など徐々に自分なりのアイデアが出るようになってきました。
また、講師同士の勉強会や研修もあるので、そこで新しい遊び方を学ぶことができたりもします。
子供英会話講師という仕事のおかげで、遊び方の引き出しが豊富になりました♪
⑧お給料をもらいながら自分の英語力アップもできる
子供英会話講師という仕事は、毎日英語を使います。
子供英語と言っても、子供にわかりやすく且つ正しい文法で指示しなければなりませんし、英検や文法レッスンを担当するなら、しっかり教えられるように自分が理解しておかなければなりません。
自分は何となくわかるけど、相手に教えるとなるとちょっと・・・ではダメなわけです。
100%こうだよ!と自信を持って教えられないといけないので、発音だったり複数形はsがつくのかなど、細かい部分もきちんと確認してレッスンに臨みます。
講師と言えど、毎日が勉強の日々です。
また、職場には外国人講師がいるので、仕事上のことやたまに週末の話など、生の英会話をすることができます。
まとめ:生徒との触れ合いが楽しい仕事!
以上、私が子供英会話講師になって良かったと思うことをご紹介しました。
色々書きましたが一言で言うと、子供との触れ合いが楽しいやりがいのある仕事です。
やってみなきゃわからないことや、向き不向きなどもありますが、工作やアイデア力などのように慣れればできるようになることもあります。
「子供が好き」「英語が好き」という方には本気でおすすめの仕事です!
これからも子供英会話講師という仕事を一生懸命頑張っていこうと思います!