こんにちは、現役子供英会話講師で2児の母のハスミ(@hasumi.english)です。
幼児の頃はあんなに可愛らしく歌って踊ってくれていたのに、小学生になると「嫌だ、恥ずかしいからやらない」と断られることがしばしば・・・。
個人差はありますが、だいたい小学校3年生くらいから歌に対して乗り気じゃなくなってきます。
生徒たちのシーンとした空気の中、講師1人だけがノリノリで体を動かすのってちょっとメンタルやられますよね(笑)
しかし!!
ある工夫をすると、微動だにしなかった小学生たちが、体を動かしながら英語歌に参加してくれるようになります!
今回は、歌に乗り気じゃない小学生を乗せて楽しく英語歌に参加してもらう方法をご紹介します。
この記事を書いている人
◆大手英会話スクール子供英会話講師
◆小学校英語指導者+(プラス)資格有
◆5歳息子と3歳娘の年子兄妹ママ
小学生を英語歌に参加させる方法
それまでテンション高くレッスンに参加していた生徒たちが、歌のパートになると一気に
シーーーン・・・
そして講師1人だけがノリノリで盛り上げようとするけど誰も乗ってこず終了。
・・・何かの修行か?ってくらい辛い・・・(笑)
しかし、そんなクールな生徒たちでも楽しみながら英語歌に参加させることができます!
特定の単語が出てきた時のジェスチャーを決める
まず、歌の中に出てくる単語3つくらいをピックアップします。
そしてそのピックアップした単語が歌に出てきたら、決められたジェスチャーをする!というものです。
たとえば、小学校英語で使えそうなこちらのビートルズの曲「Hello Goodbye」↓
この歌には「say」「hello」「goodbye」の3つの単語がめちゃくちゃ出てきますよね。
なので、これらの単語が聞こえた時(歌詞が見えるなら見えた時)に決まったジェスチャーをするようにすると、生徒たちがゲーム感覚で参加してくれるようになります!
どんなジェスチャーをさせれば良いかのかというと、私だったら、
- say … clap (手をたたく)
- hello … wave your hand(手を振る)
- goodbye … jump (ジャンプする)
こんな感じで指示します。
sayが聞こえたら手をたたき、helloの時は手を振るジェスチャー、goodbyeはその場でジャンプ!
これ実際に曲を聴きながらやってみてください。
生徒たちが余裕そうであれば、単語をもう1つ追加してやってみても良いですね♪
このように、特定の単語が出てきた時のジェスチャーを決めておくことによって、次のようなメリットがあります。
- 生徒が楽しく英語歌に参加できる(レッスンの質の向上)
- 単語をしっかり聞くようになる(リスニング力の向上)
- 歌詞が見える場合は、歌詞にも注目するようになる(リーディング力の向上)
テキストのイラストを指さす
歌とテキストの内容を連動させるために、会社独自のオリジナル歌を提供している英会話スクールもありますよね。
もし、歌に出てくる単語のイラストがテキスト上にある場合は、そのイラストを指さす、というのもおすすめです。
新クラスが始まる4月の初めの頃などは、まだクラスに慣れてないこともあり立つことすら恥ずかしい…という生徒もいます。
そういう時は、このように座ったままできる、けどしっかり歌詞も聞いておかなければならない方法で英語歌に参加させるのが良いですよ!
そして慣れてきたら立ってみんなでジェスチャー!に徐々にシフトしていけば良いと思います。
使えるジャスチャー一覧
私が今までやってきたジェスチャーをまとめました。
- clap (手をたたく)
- jump (ジャンプする)
- stomp (足を踏み鳴らす)
- touch (タッチする)
- point (指でさす)
- 単語の意味に沿った動き(例:eat…食べる真似)
タッチと指でさすジェスチャーは、たとえば体のパーツや色が出てきた時に、該当のものをタッチしたり指でさしたり、という感じでやってます。
まとめ:ルールを決めてゲーム感覚で参加してもらおう!
以上、歌を嫌がる小学生を乗せて楽しく英語歌に触れさせる方法をご紹介しました。
この単語が聞こえたらこの動きをする!というルールをあらかじめ決めておくと、ゲーム感覚で参加してくれるようになります。
楽しく且つ英語力もつくのでとってもおすすめです!
ぜひやってみてくださいね♪